ホームページ 自分で作る|契約から公開までの順番

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開業したばかりの店舗や、名刺代わりの会社案内ページを、外注せず自分で用意したい。見積もりを取ったら制作代行は数十万円で、そこまでは出せない。けれど無料ブログでは独自ドメイン(自社名のURL)が使えず、会社の顔としては物足りない。こういう場面で迷うのは「何から手をつければいいのか」という順番です。ソフトを買うのとは違い、ホームページ公開には契約が二つ(ドメインとサーバー)必要で、順番を間違えると設定でつまずきます。

結論から言うと、自分で作る場合の判断基準はシンプルです。「ドメイン → サーバー → SSL → WordPress → 公開」の5ステップを、この順で1つずつ終えること。そして、独自ドメインが無料で付くサーバーを選べば、初年度にかかるのは実質サーバー代だけになります。制作の技術より、契約の順番と無料特典の有無で総額が決まる、と考えると全体像がつかめます。

ホームページを自分で作る順番(ドメインからサーバー、SSL、WordPressまで)

企業サイト・店舗サイトを自分で作るときの作成方法は、次の順番で進めるのが基本です。多くのレンタルサーバー(Webサイトを公開するための場所を借りるサービス)では、この流れがまとめて完結するようになっています。

  1. 独自ドメインを決める(例: 会社名.com)。サーバーの無料ドメイン特典を使うなら、サーバー契約と同時に取得する
  2. レンタルサーバーを契約する。契約期間を選び、支払いを済ませる
  3. SSL(通信を暗号化してURLをhttpsにする仕組み)を設定する。無料SSLに対応したサーバーなら管理画面から数クリックで有効化できる
  4. WordPress(サイトを作る無料ソフト)をインストールする。多くのサーバーに「簡単インストール」機能がある
  5. ページを作って公開する。テーマを選び、会社概要・アクセス・問い合わせフォームを整える

順番の肝は、ドメインとサーバーを先に用意してからWordPressを入れることです。逆にすると、後からドメインを紐づけ直す手間が生じます。無料ドメイン特典のあるサーバーを選べば、1と2は同じ申し込み画面でまとめて終わります。

契約から公開まで、各ステップで実際にやること

ドメイン: 会社の顔になるURLを決める

独自ドメインは、一度決めると変えにくい住所のようなものです。会社名や店名に合わせ、末尾は信頼性の高い「.com」「.jp」などから選びます。エックスサーバーやConoHa WING、シン・レンタルサーバーは、契約すると独自ドメインが無料で付く特典があります(2026年9月時点・公式サイト確認)。この特典を使えば、ドメイン取得の追加費用はかかりません。

サーバー: 契約期間で月額が変わる

レンタルサーバーは契約期間が長いほど月額が下がります。企業・店舗サイトなら、まずは12ヶ月契約で始め、続けると決めてから長期に切り替えるのが無難です。無料お試し期間(エックスサーバー・ロリポップは10日間、さくらは14日間)のうちに管理画面を触っておくと安心です。

SSL: 無料で対応しているか確認する

SSLはサイトのURLを「https」にし、閲覧者に安全マークを見せる仕組みです。今は主要なレンタルサーバーが無料SSLに標準対応しており、管理画面から有効化するだけです。企業サイトでSSLが未設定だと、ブラウザに「保護されていない通信」と表示され、信用を損ないます。設定を忘れないよう、WordPressを入れる前に済ませます。

WordPress: 簡単インストールを使う

WordPressは世界で最も使われているサイト作成ソフトで、無料です。エックスサーバー、ConoHa WING、ロリポップ(ライトプラン以上)などには「簡単インストール」機能があり、数分で導入できます。ロリポップのエコノミープランはWordPress非対応なので、企業サイトを作るならライト以上を選びます。

公開: テーマと必須ページを整える

WordPressのテーマ(デザインの雛形)を選び、会社概要・サービス・アクセス・問い合わせの各ページを作れば公開できます。店舗サイトなら営業時間と地図、企業サイトなら会社概要と問い合わせフォームが最優先です。

自分で作る場合の費用の明細と総額例

自分で作るときの初年度費用は、ほぼサーバー代だけです。無料ドメイン特典・無料SSL・WordPressはいずれも追加料金がかからないためです。主要3プランの12ヶ月契約で、初年度の目安を並べます(2026年9月時点・公式サイト確認、税込)。

プラン 月額(12ヶ月) 初期費用 無料ドメイン 無料SSL 初年度サーバー代の目安
エックスサーバー スタンダード 1,100円 0円 1つ あり 13,200円
ConoHa WING ベーシック 970円 無料 最大2つ あり 11,640円
ロリポップ ライト 539円 0円 なし あり 6,468円

明細の読み方は次のとおりです。たとえばConoHa WINGベーシックを12ヶ月契約すると、サーバー代が970円×12ヶ月で11,640円、初期費用は無料、独自ドメインは特典で0円、SSLも0円。初年度合計は11,640円で収まります。一方、ロリポップライトは月539円と安いものの無料ドメイン特典がないため、別途、独自ドメインの取得・更新費用が上乗せされます(本表はサーバー代のみ)。安さだけでなく、ドメイン込みの総額で見るのが要点です。

2年目以降の更新料や、3年契約にしたときの総額まで含めた比較は、レンタルサーバーおすすめ比較|個人3社の3年総額はいくらで数字を並べています。長く運営する前提なら、初年度だけでなく3年の合計で見ておくと差が分かります。

無料でホームページを作る選択肢はどこまで使えるか

「無料でホームページを作りたい」という要望はよくありますが、企業・店舗サイトとして使えるかは条件で分かれます。無料ブログサービスや無料ホームページ作成ツールは、初期費用ゼロで始められる反面、独自ドメインが使えない、サービス側の広告が表示される、後で別のサーバーへ移しにくい、といった制約が付くことが多いです。

会社の信用に関わる企業サイトでは、独自ドメインと広告非表示は事実上の必須です。そのため、完全無料で始めるより、無料ドメイン特典と無料SSLの付いたレンタルサーバーで作るほうが、月1,000円前後で「独自ドメイン・広告なし・自由に移せる」状態が手に入ります。無料の範囲を最大限使うなら、ソフト(WordPress)とSSLとドメイン特典が無料で、費用がサーバー代に一本化される構成が現実的です。

自分で作るか、制作を頼むかの判断フロー

作り方を決めかねているなら、次の条件で切り分けます。

  • ページ数が10ページ以内・更新は自分でやりたい・予算を月1,000円台に抑えたい → 自分でWordPressで作る。順番どおり進めれば公開までたどり着けます
  • デザインにこだわりたい・写真撮影やロゴから必要・本業が忙しく時間が割けない → 制作代行を検討する。ただし公開後の更新まで頼むと保守費が毎月かかります
  • まず名刺代わりの1枚を早く出したい → 自分で最小構成を作り、余裕ができてから増やす

迷ったときは、無料お試し期間中に自分でWordPressを入れてみて、管理画面を触れそうか確かめると判断しやすくなります。触ってみて難しいと感じたら、その時点で外注に切り替えても遅くありません。

よくある質問

ホームページを自分で作るのに、契約は何が必要ですか

独自ドメインとレンタルサーバーの2つです。多くのサーバーはドメイン特典を含むため、実際の申し込みは1回で済みます。SSLとWordPressはサーバーの機能として無料で使えます。

まったくの初心者でも公開までできますか

簡単インストール機能のあるサーバーを選べば、WordPressの導入は数分です。難しいのは作成そのものより、独自ドメインとサーバーを最初に紐づける順番の部分です。本記事の5ステップの順で進めれば、つまずきにくくなります。

無料で企業サイトを作れますか

作れますが、独自ドメインが使えなかったり広告が表示されたりする制約が付くことが多く、会社の顔としては不向きです。無料ドメイン特典のあるサーバーを使えば、月1,000円前後で独自ドメイン・広告なしの構成にできます。

SSLはあとから設定しても大丈夫ですか

技術的には後からでも可能ですが、WordPressを入れる前に有効化しておくのが安全です。公開後にhttpsへ切り替えると、URLの変更に伴う設定の手直しが増えます。

自分で作るのと制作代行で、費用はどれくらい違いますか

自分で作れば初年度はサーバー代(本記事の例で6,468円〜13,200円)が中心です。制作代行は初期の制作費に加えて公開後の保守費が毎月かかる場合があり、総額の考え方が変わります。更新を自分でやれるかで判断すると分かりやすいです。

契約期間はどれくらいで始めればよいですか

続けるか未確定なら12ヶ月契約が無難です。運営を続けると決めてから長期契約に切り替えると、月額を下げつつ無駄な前払いを避けられます。無料お試し期間のあるサーバーなら、契約前に管理画面を確認できます。

参考・出典

  • エックスサーバー 料金・機能: https://www.xserver.ne.jp/price/ / https://www.xserver.ne.jp/functions/
  • ConoHa WING 料金・機能: https://www.conoha.jp/wing/pricing/ / https://www.conoha.jp/wing/function/
  • ロリポップ 料金・機能: https://lolipop.jp/pricing/ / https://lolipop.jp/service/function/
  • さくらのレンタルサーバ プラン: https://rs.sakura.ad.jp/plan/
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