レンタルサーバー 速度比較|TTFBは無料お試し中に測れる

\u30ec\u30f3\u30bf\u30eb\u30b5\u30fc\u30d0\u30fc \u901f\u5ea6\u6bd4\u8f03\uff5c\u8868\u793a\u901f\u5ea6\u306e\u6e2c\u308a\u65b9 用途別

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WordPressブログを引っ越そうとして各社の広告を見ると、どこも「国内最速」「高速」とうたっています。ところが実際に契約してみると体感が違う、あるいは数字の根拠が書かれていない、ということが起こります。困るのは「速い」の定義がバラバラで、比べる物差しが読者側にないことです。

結論から言えば、サーバー選びの速度は広告のキャッチコピーではなく、自分で測れる2つの指標で判断します。1つはTTFB(Time To First Byte=ブラウザが要求してからサーバーが最初の1バイトを返すまでの時間。サーバーの応答の速さそのもの)、もう1つはCore Web Vitals(Googleが定めた表示体験の指標)です。この記事は、この2つを無料ツールで測る手順と、CEO(運営者)が同じ条件で測ったときの進め方を具体的に示します。個人向けの料金・速度をまとめて比べたい方は、比較記事のレンタルサーバーおすすめ比較|個人3社の3年総額はいくらもあわせてご覧ください。

レンタルサーバーの「速度」は何を指すのか

ノートPCの前に座り、画面を見る人の手元
ウェブサイトの速度を考える様子(イメージ)

ひとことで速度と言っても、実際には別々の段階があります。混同すると、サーバーを替えても改善しない部分に期待してしまいます。

  • TTFB(サーバー応答): 主にサーバーの処理性能・キャッシュ・回線で決まります。レンタルサーバーを替えて最も変わるのがここです。
  • LCP(Largest Contentful Paint=主要な画像や見出しが表示されるまでの時間): TTFBに加えて画像サイズやテーマの作りが影響します。
  • INP(Interaction to Next Paint=クリックなどの操作に反応するまでの速さ)と CLS(Cumulative Layout Shift=表示中のガタつき): 主にテーマやプラグイン、広告タグ側の問題で、サーバーの寄与は小さめです。

つまり、サーバー乗り換えで直接効くのはTTFBとLCPの前半です。ここを分けて考えると、「サーバーが遅いのか、サイトの作りが重いのか」を切り分けられます。

表示速度の測り方(PageSpeed InsightsとTTFBの実測手順)

特別な有料ツールは要りません。次の順で測ると、誰が測っても近い数字になります。

  1. PageSpeed Insights(Google公式・無料)に測りたいページのURLを入れる。モバイルとPCのスコア、LCP・INP・CLSが出ます。
  2. TTFBはブラウザの開発者ツールで測る。ネットワークタブを開いてページを再読み込みし、最初のHTMLドキュメントの「Waiting(TTFB)」の値を読みます。
  3. コマンドで測るなら curl の応答時間を使い、同じURLを数回叩いて中央値を取ります。

数字を比べるときのコツは条件をそろえることです。次を守らないと、サーバーの差ではなく測定のブレを見ていることになります。

  • 同じ記事・同じ画像・同じテーマで比べる(別記事同士を比べない)。
  • キャッシュの有無を明記する(初回アクセスとキャッシュ後で大きく変わるため)。
  • 時間帯を変えて3回以上測り、平均ではなく中央値を採用する。
  • 測定地点(自宅回線かクラウドか)をそろえる。

CEO実測:同じWordPressをそろえて測る

広いモニターで複数のブラウザを比較する人の手元
比較検証を行う開発者のデスク(イメージ)

この記事の運営者(松原)は、実際に手元のサーバーへ同一構成のWordPressを用意して測定しています。測定条件は次のとおりに固定しました。

  • 同一の記事1本(本文約3,000字・画像3枚)を各サーバーに設置
  • テーマ・プラグイン・画像を完全に同一化
  • PageSpeed Insightsのモバイルと、開発者ツールのTTFBを取得
  • 各項目とも時間帯を分けて3回測定し中央値を採用

この条件で取得したTTFB・LCPの実測値は、測定日・対象プラン・測定地点を明記したうえで、この記事に追記していきます。数値は測定日と条件をそろえて更新し、キャンペーンや設備更改で変わり得るため、あくまで「その日その条件での一次情報」として扱ってください。実測の設計思想は単純で、広告の言葉ではなく自分の記事で測るという一点に尽きます。読者の方も、契約前の無料お試し期間(各社10〜30日程度)を使えば同じことができます。

速度に効くサーバー側のスペックの見方

実測が本筋ですが、契約前に「速くなりやすい構成か」を仕様から推し量ることもできます。速度に関係する項目だけを各社公式サイト(2026年9月時点確認)から抜き出すと次のようになります。数値はプラン改定で変わるため、契約時は各社公式で最新を確認してください。

サーバー / プラン ストレージ 転送量 Webサーバー等
エックスサーバー スタンダード 500GB(NVMe) 無制限・転送量課金なし NVMe採用
ConoHa WING ベーシック 500GB SSD 転送量課金なし SSD採用
シン・レンタルサーバー ベーシック 700GB(NVMe SSD) 転送量課金なし 6コア/8GB・NVMe
ロリポップ ハイスピード 700GB SSD 無制限 LiteSpeed採用

読み方のポイントは3つです。第一にストレージがNVMe(従来SSDより高速な接続方式)だと、データベース読み書きが速くなりやすいです。第二に転送量課金なし・無制限だと、アクセスが集中しても速度制限がかかりにくくなります。第三にLiteSpeed(高速なWebサーバーソフト。専用キャッシュが強力)のように、キャッシュ機構が明示されているかどうかも表示速度に効きます。ただしこれらは「速くなりやすい素地」であって、実際の速さは前述の実測でしか確定しません。

速度で選ぶときの判断フロー

PC画面とデスクに向かい、考え込む人物
最適な選択を検討する様子(イメージ)

条件から結論へ落とすと、迷いにくくなります。

  • 個人ブログ・アフィリエイトで、まず失敗したくない → NVMe・転送量課金なしの主要3社から、無料お試しで実測して決める。
  • すでにサイトがあり体感が遅い → 先にPageSpeed InsightsでLCP・INPを確認。INP・CLSが悪いならテーマ/プラグイン側、TTFBが悪いならサーバー乗り換えを検討する。
  • アクセス集中時だけ遅い → 転送量無制限・課金なしのプランと、キャッシュ機構(LiteSpeed等)の有無を優先する。
  • 数字より価格を重視したい → 速度は「致命的に遅くなければよい」と割り切り、料金比較を軸にする。

大事なのは、速度を「唯一の決め手」にしないことです。TTFBが多少速い遅いより、無料お試し期間で自分の記事が快適に表示されるかを確かめる方が、契約後の後悔は少なくなります。

よくある質問

PageSpeed Insightsのスコアは何点あればいいですか

点数そのものより、LCPやINPが「良好」の範囲に入っているかを見ます。モバイルは条件が厳しく点が伸びにくいので、点数の絶対値で一喜一憂せず、乗り換え前後の変化で判断してください。

TTFBはどれくらいなら速いと言えますか

一般に短いほど良いとされますが、絶対的な合格ラインを断定はできません。同じ記事・同じ条件で複数のサーバーを測り、相対的に短い方を選ぶのが確実です。

サーバーを替えれば必ず速くなりますか

必ずとは言えません。遅さの原因が重いテーマや画像、プラグインにある場合、サーバーを替えてもLCPやINPは改善しにくいです。まず原因を切り分けてください。

無料お試しで速度は測れますか

測れます。各社に10〜30日程度の無料お試しや返金保証があります(2026年9月時点・公式サイト確認)。本番と同じテーマ・記事で設置して測ると、契約後の体感に近い数字が得られます。

転送量無制限だと速いのですか

無制限は「アクセスが増えても速度制限や追加課金になりにくい」という意味で、平常時の速さとは別の話です。集中時に落ちにくい、という安定性の指標として見てください。

共用サーバーとVPSでは速度は違いますか

用途が異なります。共用サーバーはWordPress向けに最適化され手軽ですが、リソースを他ユーザーと分け合います。安定した専有性能が要る場合はVPSが選択肢になりますが、管理の手間が増えます。本記事は共用サーバーの表示速度を対象にしています。

参考・出典

  • エックスサーバー 料金・機能: https://www.xserver.ne.jp/price/ / https://www.xserver.ne.jp/functions/
  • ConoHa WING 料金・機能: https://www.conoha.jp/wing/pricing/ / https://www.conoha.jp/wing/function/
  • シン・レンタルサーバー 料金・機能: https://www.shin-server.jp/service/price.php / https://www.shin-server.jp/service/functions.php
  • ロリポップ 料金・機能: https://lolipop.jp/pricing/ / https://lolipop.jp/service/function/
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