レンタルサーバー 移行|更新日をまたぐと余分な料金が乗る

\u30ec\u30f3\u30bf\u30eb\u30b5\u30fc\u30d0\u30fc \u79fb\u884c\uff5c\u4e57\u308a\u63db\u3048\u624b\u9806\u3068\u6ce8\u610f\u70b9 用途別

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今使っているレンタルサーバーの表示が重い、更新料が上がった、WordPressの管理画面がたびたび503になる。こうした不満から「別のサーバーに移したいが、サイトが表示されなくなったりメールが止まったりするのが怖い」と足踏みしている方は少なくありません。移行そのものは、順番を守れば個人サイトでも1日以内に終わる作業です。失敗の大半は技術力ではなく段取りの抜けから起きます。

結論から言うと、移行の成否は「旧サーバーをいつ解約するか」を最後に回せるかどうかで決まります。新サーバーの契約とデータ移し替え、DNS(ドメイン名とサーバーを結びつける住所録のこと)の切り替え、動作確認がすべて済むまで旧サーバーは生かしておく。この一点を守れば、表示が途切れる時間はほぼゼロにできます。以下、その順番と、途中で費用がどう重なるかを具体的な数字で追っていきます。

移行の前に決める3つの分岐

デスクでPCを見つめ、思案する手元
作業前の選択(イメージ)

手を動かす前に、次の3点を決めておくと後戻りがなくなります。逆にここを曖昧にしたまま契約すると、プランの選び直しや二重の初期設定が発生します。

  1. 自分で移すか、移行代行に任せるか。WordPress1〜2サイトで、FTP(ファイル転送)とデータベースの書き出しに抵抗がなければ自分で十分です。サイト数が多い、独自にカスタマイズしたシステムがある、止められない業務サイトである、という場合は各社の移行代行やサポートに任せる判断が現実的です。
  2. 移行先のプランをどこに合わせるか。今の容量と月額を基準に、余裕を1段だけ持たせるのが失敗しない選び方です。個人サイトの具体的な比較はレンタルサーバーおすすめ比較|個人3社の3年総額はいくらにまとめています。
  3. メールも一緒に移すか。独自ドメインのメールをサーバーで受けている場合、Webより先にメールの移行計画を立てます。DNS切り替えの瞬間に受信先が変わるため、切り替え前後の数時間はメールが両方に届く可能性がある前提で動きます。

レンタルサーバー移行の手順(乗り換えの全体像)

作業は大きく4段階です。並行契約の期間を短くしたい気持ちは分かりますが、確認が終わる前に旧サーバーを止めるのが最大の事故要因です。順番を崩さないでください。

1. 移行前の準備とバックアップ

最初に、現サーバーから全データを手元に取り出します。具体的には、WordPressの全ファイル(FTPでダウンロード)と、データベースの書き出し(phpMyAdminなどからSQLファイルをエクスポート)、そして独自ドメインのメール設定と、現在のDNSレコードの控えです。あわせて現契約の更新日・解約規約・返金の有無を確認します。多くのサーバーは月単位・契約期間単位の前払いで、途中解約しても日割り返金がないのが一般的です。解約タイミングを誤ると1期間分を丸ごと捨てることになります。

2. 新サーバーの契約とデータの移し替え

新サーバーを契約します。個人向けの主要サーバーは初期費用が0円のところが多く、無料のお試し期間も用意されています(下表・2026年9月時点・公式サイト確認)。お試し期間内にデータを流し込んで表示確認まで済ませれば、二重契約でお金が動く期間を短くできます。

データの移し替えは、取り出したファイルを新サーバーにアップロードし、データベースをインポートし、WordPressの設定ファイル(wp-config.php)の接続先を新しいデータベースに書き換える流れです。この時点ではまだDNSを切り替えていないので、新サーバーの仮アドレスやhostsファイルの書き換えで本番と同じ見た目になっているかを先に確認します。

3. DNSの切り替えと表示確認

新サーバー上で問題なく表示できることを確認できたら、ドメインのDNS設定(Aレコードやネームサーバー)を新サーバーのものに変更します。変更が世界中に反映されるまでには時間差があり、数時間から長いと1〜2日かかることがあります。この反映待ちの間、旧サーバーは絶対に止めないでください。反映が終わっていない利用者は、まだ旧サーバーを見ているためです。

4. 動作確認と旧サーバーの解約

切り替え後、トップページだけでなく、問い合わせフォームの送信、会員ログイン、SSL(通信の暗号化。鍵マーク)が新サーバー側で有効か、独自ドメインのメール送受信までひととおり確認します。反映が完全に終わったと判断できてから、旧サーバーを解約します。ここで初めて解約という順番が、無停止移行のいちばんの肝です。

サーバー 初期費用 無料お試し 自動バックアップ
エックスサーバー 0円 10日間 過去14日分・全プラン標準
ConoHa WING 無料 記載なし 無料(1日1回・過去14日分)
ロリポップ 0円 10日間 7世代は有料オプション(ハイスピード以上は無料)
さくらのレンタルサーバ 無料 14日間(クレカ登録不要) バックアップ&ステージング対応
mixhost 記載なし 30日間返金保証 スタンダード以上14日
カラフルボックス 無料(3ヶ月以上契約) 30日(クレカ不要) 地域別自動バックアップあり
シン・レンタルサーバー 0円 10日間 過去14日分

乗り換えでよくある失敗と注意点

デスクで接続し忘れたLANケーブル
接続が不完全なデスク(イメージ)

相談で多いつまずきを、起きる順に挙げます。どれも準備段階で防げるものです。

  • 確認前に旧サーバーを解約した。DNSの反映が終わる前に旧を止めると、一部の利用者からサイトが完全に見えなくなります。解約は最後です。
  • SSLの再設定を忘れた。SSLはサーバーごとに発行し直しが必要です。新サーバーで無料SSLを有効にしないと、切り替えた瞬間に警告表示が出ます。主要サーバーは無料SSLに対応しています。
  • メールを後回しにした。DNSを切り替えるとメールの受信先も新サーバーに移ります。新サーバー側でメールアドレスを作っておかないと、切り替え後の受信が消えます。
  • WordPressのURLとファイルのパスの食い違い。ドメインは同じでもサーバー内のディレクトリ構成が変わると、画像リンク切れや管理画面に入れない事象が起きます。移し替え後に内部リンクを点検します。
  • 解約日と更新日の重なりを見落とした。更新日の直前に移行を始めると、確認が終わらないうちに旧サーバーが自動更新され、1期間分の料金が発生します。更新日から逆算して着手します。

いずれも「必ずこの手順なら100%安全」と言い切れるものではなく、サイトの構成によって追加の作業が出ます。止められない業務サイトでは、アクセスの少ない時間帯を選び、切り戻し(元に戻す)手順も用意してから着手するのが安全です。

二重契約期間にかかる費用の計算例

モダンなデスクに並べられた二つのカードと眼鏡
重複期間の費用を考慮する(イメージ)

無停止で移すには、旧サーバーと新サーバーを一時的に同時契約する期間が生まれます。この重なり分がいくらになるかを、実際の料金で見てみます(2026年9月時点・公式サイト確認)。

例として、ロリポップ ライト(36ヶ月契約・330円/月)からエックスサーバー スタンダードへ乗り換える場合の、並行1ヶ月分の明細です。

  • 旧サーバー(ロリポップ ライト・継続分):330円
  • 新サーバー(エックスサーバー スタンダード・12ヶ月契約 990円/月、初期費用0円):990円
  • 重複1ヶ月の合計:1,320円

ここで効いてくるのが無料お試し期間です。エックスサーバーの10日間のお試し中にデータ移し替えと動作確認を終えてしまえば、新サーバーの料金が発生するのは本契約に移してからになります。お試し期間内に移行を完了させれば、上の重複分の多くを圧縮できるということです。逆に、旧サーバーの更新日をまたいでしまうと、使わない次の1期間分が丸ごと乗ってくるため、重複費用より更新日の管理のほうが金額のインパクトは大きくなります。

よくある質問

移行中にサイトが表示されなくなる時間はありますか。

手順どおり、確認が終わるまで旧サーバーを止めなければ、表示が完全に途切れる時間はほぼ発生しません。DNSの反映待ちの間は、利用者ごとに新旧どちらかが見えている状態になり、両方が生きているため空白が生まれないためです。

ドメインはそのまま引き継げますか。

独自ドメインは、DNS設定を新サーバーに向け直すことでそのまま使えます。ドメイン自体の管理会社を変える必要はありません。無料ドメイン特典で取得したドメインの場合は、その特典の継続条件を旧サーバーの規約で確認してください。

移行にどのくらい時間がかかりますか。

WordPress1サイトの個人ブログであれば、データの移し替えから動作確認まで数時間、DNSの反映を含めても1〜2日が目安です。サイト数やカスタマイズの度合いで前後します。

自分でやるのが不安です。代行してもらえますか。

各社がサポートや移行支援を用意している場合があります。内容と対象は契約前に公式サイトで確認してください。止められない業務サイトや複数サイトをまとめて移す場合は、代行を検討する価値があります。

お試し期間中に移行を完了させても大丈夫ですか。

お試し期間は動作確認のための期間なので、その間にデータを入れて表示を確かめること自体は想定された使い方です。ただしお試し期間の日数や本契約への移行条件は各社で異なるため、下表の日数を目安に、公式の規約を確認して余裕を持って進めてください。

解約はいつすればよいですか。

DNSの反映が完全に終わり、新サーバーで表示・フォーム・メール・SSLまで確認できてからです。更新日が近い場合は、自動更新で次の期間分が発生しないよう、更新日から逆算して移行スケジュールを組みます。

参考・出典

  • エックスサーバー 料金・機能:https://www.xserver.ne.jp/price/ / https://www.xserver.ne.jp/functions/
  • ConoHa WING 料金・機能:https://www.conoha.jp/wing/pricing/ / https://www.conoha.jp/wing/function/
  • ロリポップ 料金・機能:https://lolipop.jp/pricing/ / https://lolipop.jp/service/function/
  • さくらのレンタルサーバ プラン:https://rs.sakura.ad.jp/plan/
  • mixhost 料金:https://mixhost.jp/ / https://mixhost.jp/hosting/web/
  • カラフルボックス 料金・仕様:https://www.colorfulbox.jp/price/ / https://www.colorfulbox.jp/spec/
  • シン・レンタルサーバー 料金・機能:https://www.shin-server.jp/service/price.php / https://www.shin-server.jp/service/functions.php
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